未来へのバトンタッチ

今アシストパワーの威力400くらい。

【S4最終6位】SNOW GOD FANG【ポケモンSV】

はいどうも、シグマです。

S4お疲れ様でした!最終6位でした~!

今回の構築はイダイナキバとハバタクカミが軸であり、この2体は来期の準伝解禁環境でも間違いなく強いと思うので是非最後まで見ていってください!

 

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構築経緯

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今月は珍しく20日を過ぎても何を使うか迷っていたが、先月構想としてあった食べ残しビルド身代わりイダイナキバが物理2体+高速特殊ポケモンの投げ方をされた際に物理の前で身代わりを残すことができたら容易に勝てることに気づきそこから組み始めた。また、前期の構築で一番強かったSブースト瞑想痛み分けハバタクカミがイダイナキバと攻撃面での補完が優れているため同時に採用した。

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この型であれば毒菱を撒いておくことで眠るがないヘイラッシャにも止まらないため、毒菱を組み込むことに決めた(後々毒菱がなくても押せることに気づいた)。襷マスカーニャやキラフロルも試したが、やれることの多さや起点回避性能、毒菱回収を評価して耐久に振ったワンウェポンテツノドクガを採用した。
イダイナキバが不利なテツノツツミやハバタクカミやクエスパトラに強く、テツノドクガの吹き飛ばしやタイプ補完にも優れるステルスロック持ちのドドゲザンを採用した。

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この4体+αで暫く回していたところ、ハバタクカミに甘えるを採用することで真ん中ハバタクカミ→ラス一イダイナキバの出し方が非常に強くなることに気づいたため、残り2体はサイクルっぽい見た目になる様に補完も考慮して初手に置きやすいポケモンを採用することにした。カミキバが有利とは言えない水タイプにタイプ上強く、セグレイブ・マスカーニャに強い対面性能が高いポケモンを探したところユキノオーが該当したため採用した。
軸であるカミキバはステルスロックが痛くないため、ステルスロック要員を誘える・浮いている・初手コノヨザルに投げることができるポケモとして隠密マント龍舞カイリューを最終日前日まで使用していたが、カバルドンが非常に重く、他にセグカミラッシャの4体を意識してギャラドスに変更して構築が完成した。

 

コンセプト

ハバタクカミ+イダイナキバの強み
ステルスロックに依存しなくてもカイリューの処理に比較的困らない、自分はステルスロックを撒かれても痛手にならない
・ハバタクカミで炎・鋼等のテラスを切らせてイダイナキバの起点を作る

・展開だけではなく臨機応変に動かせるサイクル選出


単体解説

イダイナキバ

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テラスタイプ:水
性 格:意地っ張り
特 性:古代活性
実数値:209(148)-189(164+)-152(4)-*-80(52)-125(140)
持ち物:食べ残し
技構成:地震 / アイススピナー / ビルドアップ / 身代わり
〈調整〉
HB…意地Aブーストトドロクツキのアクロアクロを±0→+1時に食べ残し込みで確定耐え
  意地ヘイラッシャの地震を身代わりが確定耐え
  意地ドドゲザンのアイアンヘッドを+1時に身代わりが確定耐え
HD…臆病テツノツツミのフリーズドライを確定耐え
A…+1地震でH212B4カイリューを食べ残しマルスケ込みで確定二発
  地震でH116B12ハバタクカミを12/16
  地震で補正H252B116ヘイラッシャの身代わりを確定破壊
S…準速キノガッサ+3。早いゴツメカイリュー、耐久振りチョッキセグレイブ、サーフゴー意識

構築の軸。ビルドパルデアグラードン
安定打点の地震とコンセプトのビルドアップは確定。素早さブーストではないため上から死に出し特殊ポケモンに切り返されるのを防ぐために身代わりは必須。攻撃技の一つとして叩き落とすも候補であり、ヘイラッシャやキョジオーンの食べ残しやアーマーガアのゴツメを叩けると気持ち楽になるが、数が多いカイリューと飛行テラストドロクツキへの打点がないと選出画面で非常に困るためアイススピナーを採用した。
自然と身代わりを採用できるため、数が多かったハサミギロチンドドゲザンや地割れヘイラッシャに比較的ストレスフリーに見ることができただけでなく、環境に一定数いたドラゴンテールカイリューを起点にできるため容易に勝つことができた。
ブーストエナジーが発動しないため、拘り持ちと判断されて地面と格闘の一貫を切るために起点であるはずのカイリューを後投げされることが多くの対戦で起きた。アンコール持ちは多少面倒そうに思えるが、相手はアイススピナーを見てからテラスタルを切ってくるのでサイクル有利を維持することができるので問題なかった。
対食べ残しヘイラッシャだが、身代地震→身代地震のような削り方をすると毒菱がなくても倒すことができる。その際、3回目のタイミングで身代わりを張らずに地震を通すとHPに余裕が生まれて身代わりを残したまま突破しやすくなるため取り入れていた。終盤食べ残し持ちでも眠る採用が増えておりそれだけが逆風だったが、残数で並んでいればTODで微有利の勝負を狙えたため最後まで誤魔化した。
この型なら水テラスすることでイーユイの炎打点もパオジアンの氷打点も半減にできるため、来期の環境でもそのまま戦えるはずである。

 

ハバタクカミ

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テラスタイプ:炎
性 格:臆病
特 性:古代活性
実数値:131(4)-*-103(220)-180(196)-157(12)-181(76+)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース / マジカルフレイム / 甘える / 痛み分け

〈調整〉
HB…意地ガブリアス地震を確定耐え
  意地ヘイラッシャのウェーブタックルを確定耐え
  意地カイリューの鉢巻地震を15/16耐え
  意地テツノカイナのワイルドボルトを確定耐え
HD…臆病ハバタクカミのシャドボを確定耐え
C,S…残りの努力値でS>Cになるように振り分け

キバの前に置くカミ。最初は前期の瞑想痛み分け型の調整で試していたが、カイリューへのムーンフォースの打点の低さが気になったのと素早さが過剰に感じたため特攻に振り分けた。
瞑想不採用により全抜き性能が無くなったためキバ→カミの投げ方をすることは減ったが、マジカルフレイム+甘えるのデバフとカイリューやセグレイブを筆頭としたテラスタルの誘発力による盤面作成性能には目を見張るものがあり、真ん中に投げるポケモンとして安定感があり強力だった。
お互い2番手ハバタクカミで裏推定カイリューの場合、神速があればイダイナキバにテラスタルを回す必要がなくそれ以外は甘えるが通るからカミの処理を優先するためにテラスタルを切る〜みたいな考え方が求められた。

テツノドクガ

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テラスタイプ:水
性 格:控えめ
特 性:クォークチャージ
実数値:183(220)-*-107(212)-176(+)-130-140(76)
持ち物:イトケの実
技構成:炎の舞 / 毒菱 / 吹き飛ばし / 朝の日差し

〈調整〉
HB…意地マスカーニャの叩き落とすを持ち物あり→なしで確定耐え
  意地セグレイブの突撃+氷の礫を84.77%耐え
  臆病ハバタクカミの眼鏡サイコショックを13/16耐え
HD…臆病テツノツツミのフリドラ+ドロポン+ドロポンを最後テラスして確定耐え
C…炎の舞+ステルスロック(身代わり)でD4テツノツツミを確定
S…準速セグレイブ抜き
(素早さ欲張ったら耐久ギリギリになった)

毒菱を撒けて回収もできて面倒なラウドボーンやサーフゴーも見れる便利屋ドクガ。初手鉢巻ではないマスカーニャや珠ミミッキュに対して安定するのが魅力。イトケの実を叩かれる度にちょっと気まずかった。
イトケの実はテツノツツミ、ヘイラッシャ、イルカマン、テラバースト辺りに生きる。特に対イルカマンに関しては残飯ビルド型の増加も含めてイルカに毒が入ると処理しやすくなるため、初手からテラスを切らなくても毒菱を撒ける点が凄かった。テラスタル環境の半減実はもっと考察されるべき要素だと感じた。

ドドゲザン

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テラスタイプ:悪
性 格:意地っ張り
特 性:総大将
実数値:207(252)-183(92+)-140-*-126(164)-70
持ち物:オボンの実
技構成:ドゲザン / 不意打ち / 剣の舞 / ステルスロック

〈調整〉
HD…臆病テツノツツミのテラス眼鏡ハイドロポンプを確定耐え
  控えめハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォースを確定耐え
A…ドゲザンで無振りテツノツツミを確定二発

これまでの採用ポケモンとの補完や地震を切った襷セグレイブの定着等により印象以上に動かしやすかった。特に軸のカミキバが地面や格闘に弱くないため、それらを誘うのが生きていたように感じた。
比較的特殊相手に強いため、イダイナキバが出せない際のラス一エースとして選出することもあった。また、初手に投げることは多いが初手ゴツメカイリューに交代された後こちらも交代する展開が多いため、総大将+剣舞+悪テラスで採用した。
毒菱を踏ませたりオボンの実でHPが維持しやすかったりで不意打ち択は多少緩和されており、ラス一同士での不意打ち択をしたことは最終日には少なくとも一度もなかった、はず。

ユキノオー

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テラスタイプ:氷
性 格:控えめ
特 性:雪降らし
実数値:165-100(-)-96(4)-158(252+)-105-112(252)
持ち物:気合いの襷
技構成:吹雪 / リーフストーム / 氷の礫 / オーロラベール

〈調整〉
HB…陽気セグレイブの突撃→壁下突撃を98.83%耐え
  意地ミミッキュの珠戯れつくを91.3%で二耐え
HD…臆病テツノツツミのフリーズドライを確定二耐え
C…リーフストームでH252D148カバルドン(眼鏡テラムンフォ耐え調整)に14/16
S…遅いカイリューやセグレイブ、サーフゴー意識で準速

対面めっちゃ強い王。構築単位でテツノドクガが重いためドクガ入りにも選出できるように大地の力を採用するか最後まで悩んだが、オーロラベールの汎用性と意外と削れる氷の礫は替えが効かず、両方ともあると初手引けない不利対面相手でもオーロラベール→氷の礫で対戦を継続できるため泣く泣く不採用した。
HCSベース(S90)の光の粘土型の調整も考えたが、S112により遅いカイリューの上を取れて勝てた試合が続いたため襷で運用しようと決めた。今回は気合の襷を持たせているが、天候と合わせて並程度の耐久はあるため、後発に置いてハバタクカミの代わり兼サイクル駒として選出することもあった。
氷テラスは打点を伸ばすだけではなくテツノツツミの氷技を半減にするのにも生きた。露骨な出し負け以外の対戦は毎回期待の1.3倍くらい活躍していて凄かった。

ギャラドス

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テラスタイプ:鋼
性 格:意地っ張り
特 性:威嚇
実数値:201(244)-184(180+)-104(36)-*-121(4)-107(44)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:滝登り / アイアンヘッド / 電磁波 / 挑発

〈調整〉
HB…A4コノヨザルの+1憤怒+威力100憤怒を確定耐え
  陽気セグレイブの-1突撃を98.1%で二耐え
HD…臆病ハバタクカミのテラス眼鏡ムーンフォースを確定耐え、通常ムーンフォースを確定二耐え
A…アイアンヘッドでH116B12ハバタクカミを確定
S…麻痺下の最速ドラパルト抜き

初手出し負けが少なくテツノツツミが同居し辛いセグカミラッシャに投げていくポケモンとして採用した。対面性能も充分高いが、電磁波+挑発による五分展開以上維持性能により軸で戦いにいける点が構築の強みを引き出すことに繋がり、他にも威嚇と耐性を活かして立ち回りの幅を広げられる点でも活躍してくれた。

 

結果

TNゼラティク 最高レート2232,最終レート2177,最終22位
TNほどかないよ 最高レート2230,最終レート2212,最終6位

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前期に引き続いて終了1時間前にはホクホク状態だったのにまたもや4連敗してしまいました。正直自分は運負けを引きずらないためメンタル面で最終日戦えてる方だと思っていたけど、それ以外の面で何か足りていないんだと思います…が、現状わからないです。それを見つけて最後の1時間勝ち切って気持ちよく終われるのを今後の目標にしていきます!

最終日動画も上げるので、より詳しい動かし方等はそちらを見てもらえるとわかると思うのでよかったら見てください!


ここまで見ていただきありがとうございました!
Twitter:@zenchino115