未来へのバトンタッチ

今アシストパワーの威力400くらい。

【S5最終1位】奇矯パオーサイクル【ポケモンSV】

シグマです。

シーズン5最終1位を取ることができました!珍しいゴツメパオジアンとドオーを軸にしたサイクル構築です。最後まで読んでもらえると嬉しいです!

 

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レンタルパーティ公開しております。

構築経緯

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今期は四災環境1シーズン目ということで、1シーズン目は新規のポケモンを軸にするのが有効であると考えている。そのため、四災の中で性能も見た目も最も好みなパオジアンを強く活かせる構築を考えることにした。パオジアンは対面的に使われることが一般的な認識だが、不意打ちを活かす手段として毒と相性がいいのを前期体感していたので、毒を絡めてサイクルができるパオジアン構築を目指すことにした(4月17日)。
最初はドヒドイデを試しており、受けループではないドヒドイデには攻撃技が必須だと思っていたため採用して試していたが、ただでさえ技スペが足りないこのポケモンに倒し切れない攻撃技に一枠割くのが余りにも弱いと感じた。そこで無理なく地震を採用できるドオーに変更したところ使用感が良かったため、今期はこの2体を軸にすることに決めた。

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ドオーを使う上で地面タイプ相手にどう立ち回るかが一つの課題である。パオジアンは少し素早さに振るだけで環境にいる地面タイプ最速のガブリアスまで抜けるようになるため、パオジアン+ドオー(通称パオー)でディンルーハバタクカミのような並びには充分立ち回ることができる。それでもステルスロックを絡められるとパオジアンの消耗が激しいため、それを解決するために浮いており厚底ブーツを持ったカイリューを採用した。
また、これまでの3体全てと相性補完が優れており、足りない状態異常耐性や対受け性能を評価してサーフゴーを採用することに決めた。この4体を固定して試行錯誤した。

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ここまでで欲しい要素として、
・スカーフトリック枠…パオーの負担を減らせる。カイリューのアンコールを始め詰ませる選択を広げる。
・電気打点・電気タイプ…パオジアンがディンルーに、ドオーがサーフゴーにテラスタルを強要させやすく、そこに後投げしてリターンを取れるため。
・高特殊打点…軸のパオーカイリューに特殊打点がなくアーマーガアやヘイラッシャを削れない。
・龍耐性…鉢巻カイリューの逆鱗に負けまくったため。
辺りが求められた。サーフゴーの型は決まっていなかったためスカーフを持たせていたが、サーフゴーには対受けサイクルの役割を担ってほしく、スカーフよりも悪巧み型の方が適しているため別のスカーフ枠を採用することにした。それに伴い、条件を最も満たしており鬼火による誤魔化しを評価してロトムを採用した。
ここまで相手のテツノツツミが非常に重いため、突撃チョッキを持ってでも強いポケモンを採用する必要があると判断した。上記の条件に加えて水ロトムやヘイラッシャも重かったため、突撃チョッキ持ちのハバタクカミを草テラスタルで採用して構築が完成した。
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コンセプト

・先にテラスタルを切らせて有利展開を維持するサイクル構築。
・先制技を組み込む→受けるだけではなくサイクル下で頃合いを見て攻めに転じる選択を取れるサイクル構築。

 

単体解説

パオジアン

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テラスタイプ:フェアリー
性 格:陽気
特 性:災いの剣
実数値:187(252)-149(68)-123(180)-*-86(4)-171(4+)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:氷柱落とし / 不意打ち / 聖なる剣 / 自己再生
〈調整〉
A…不意打ち+皮ダメ+ゴツメダメ+珠ダメでH4ミミッキュを確定
  ゴツメダメ+氷柱落とし+聖なる剣で無補正H252B196ノーマルテラスタルカイリューまで確定(存在するノマテラカイリューは落とせる)
  聖なる剣でH4イーユイを確定
HB…陽気ミミッキュの命の珠じゃれつくを確定耐え
  意地カイリューの飛行テラバースト+神速を確定耐え、鋭い嘴だと47.88%耐え
  意地カイリューのノーマルテラス神速を確定二耐え
S…最速ガブリアス抜き抜き

今期の勝因。このポケモンの強みはなんと言ってもテラスタルを強要させながらローリスクハイリターンで氷柱落とし怯みを押し付けることだと考えている。
深堀りすると、このポケモンには交代して受けることがヘイラッシャ以外では厳しいため、初手で出し負けした時にはテラスタルを切って無理やり処理を狙う又は気合いの襷で対面的に倒すことが多い。そこを耐久振り+ゴツゴツメットを持たせることで切り返すことを可能にした。
それでいて受けることが厳しい相手のパオジアンに対して後投げ可能な物理受けにもなっている。元のタイプはステルスロックが痛かったり耐性が強くなかったりでサイクル向きではないが、パオジアンに後投げ可能+テラスタル前提として無理なく軸にすることができた(役割である地面タイプはイダイナキバ以外にはテラスタルを切る必要がない)。また、サイクル下で削れたアタッカーを高火力先制技で倒すといった、交代して受けるだけではなく攻めに転じることができる点も他のポケモンにはない魅力だった。
ここまで耐久に振ることで、相手のディンルーのフェアリーテラバーストを見てから立ち回ることができたり様々なカイリューに安定したりと相手視点で考慮できない動きをテラスタルを切らせた上で押し付けることができる。初手の飛行テラバカイリューにも勝てるし、上位帯で増えていたアンコール持ちのノーマルテラスカイリューにも勝てる。初手パオジアンミラーは躊躇せずにテラスタルを切ってゴツゴツメットと共に甘えた聖剣を刈り取る、そのためのゴツゴツメット
初手からテラスタルを強要させることで、サイクルをする上でケアする量や相手の選択量を減らすことに繋がり、安定感が高まるのと同時に有利展開を維持して立ち回りで勝負を仕掛けることができた。
型について、技は氷柱落とし・不意打ち・自己再生は確定。ゴツゴツメットをより活かした挑発や、積める相手を増やした耐久振りをより活かした剣の舞も強そうではあるが、今期は四災に勝ち切ることが大切であると考えて聖なる剣を採用した。不意打ち以外に命中安定打点を入れるだけで余計な負け筋を作らない点でも評価していた。
ラスタルタイプは最終日まで水で使用していた。水の場合、イーユイの炎打点を受けて勝つことができたりパオジアンの氷柱落としを撃たせなかったり鋼タイプ半減だったりと安定感はあったが、終盤セグレイブの増加を始め物理電気テラバーストに短時間で数回やられたことと悪テラスタルパオジアンが増えていると感じたため、最終的にはフェアリータイプで使用した。このお陰でテツノカイナやコノヨザルを始め格闘タイプ全般に強くなったりパオジアンに安定したりと生きる場面は多かった。水は水でちゃんと強いため一長一短。
誰も知らない型なのもあり使っていて最高に楽しかったし、それが玩具止まりではないとまた結果で示すことができて非常に満足している。誰でも使いこなせる型ではないのはわかっているとは思うが、技構成やテラスタイプで面白い事はまだまだできそうなので今後の更なる開拓に期待。

ドオー

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テラスタイプ:水
性 格:慎重
特 性:天然
実数値:237(252)-95-102(172)-*-144(84+)-40
持ち物:食べ残し
技構成:地震 / 毒々 / 鈍い / 自己再生
〈調整〉
HB…意地ディンルーの地震を確定耐え
HD…臆病テツノツツミのフリーズドライを確定二耐え
  臆病ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースをテラス時に食べ残し込みで確定二耐え
  臆病ハバタクカミのサイコショックを食べ残し込みで80.86%で二耐え

パオジアンの最高の相方。増加していた甘えるハバタクカミや電磁波サーフゴーの影響を受けない点で今シーズンは追い風だったように感じた。
中盤増えていたパオジアンに勝つための水テラスHBサーフゴーに対して勝つために鈍いを採用した。鈍いを見せたらカイリューに交代することが多いため毒々を合わせてアドバンテージを取る動きが強力だった。他にも詰ませる選択肢が増えたりサイコショック持ちに強かったりとこの技の採用は今期勝ち切れた要因の一つだと感じている。
持ち物はキョジオドクガに強く出れるだけでなく、怯みやシャドーボールによる特防ダウンを防げる隠密マントを持たせていたこともあったが、絶妙に足りない耐久を補う食べ残しを最終的に使用した。鈍いとの相性が良いのは勿論だが、1ターン目でハバタクカミのムーンフォースを受けた際にHP管理が楽になる点で最も生きた。
ラスタルを切ることがあるため黒いヘドロではないが、このポケモンにテラスタルを切ってしまうと氷悪+水+αで回すサイクルが直ぐに破綻するのは想像できてしまうため、極力テラスタルを切らないように意識した。テラスタルを切るのは破綻しないとわかった時、鈍いで詰ませることができると判断した時、交代読みサイコショックを決められて切らないと倒されてしまう時くらいである。

カイリュー

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テラスタイプ:ノーマル
性 格:意地っ張り
特 性:マルチスケイル
実数値:197(244)-178(60+)-132(132)-*-124(28)-106(44)
持ち物:厚底ブーツ
技構成:神速 / 地震 / アンコール / 羽休め
〈調整〉
HB…陽気パオジアンの氷柱落としが~99(=羽休めの回復量)、マルチスケイル4倍時に15/16耐え
HD…臆病テツノドクガのヘドロウェーブが~99(=羽休めの回復量)
A…テラスタル神速でH228B4イーユイを確定二発
  B4パオジアンを確定二発
S…4振りサーフゴー抜き、龍舞カイリューに抜かれるくらい
結局このルールでも高い評価をしていたポケモン。このポケモンの役割としては倒れないこと(=毒ダメージを稼ぐ、TOD勝ちを狙う)、パオジアンの先制技同様神速でスイープすることだったので、耐久と攻撃に必要最低限振り分けた厚底ブーツ持ちのノーマルテラス型で使用した。
アンコールは起点回避や受け相手に最低限抗う術として採用した。後述するスカーフトリックと合わせて相手のラストをアンコール→水ロトム引き→トリックで詰ませる動きは相変わらず強力であり、相手視点神速を見た後ではケアの優先度はどうしても落ちるためよく決まった。
当初はパオー+このカイリューが基本選出であったが、練度と補完枠が決まるにつれて選出率は体感2~3割程度に落ち着いた。これに関してはパオーの選出率が高いのもある。それでもレギュレーションCでもカイリューは強く、やはりこのポケモンのそのシーズンに合った強い型を見つける組み方は一つの正解なのかもしれない。

サーフゴー

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テラスタイプ:飛行
性 格:控えめ
特 性:黄金の身体
実数値:193(244)-*-117(12)-198(212+)-112(4)-109(36)
持ち物:隠密マント
技構成:ゴールドラッシュ / サイコショック / 悪巧み / 自己再生
〈調整〉
C…11n
S…S振りチオンジェン意識

見た目兼受け崩しの役割を持たせるために隠密マントを持ったHCベースで採用した。
技構成だが、チオンジェンやキョジオーンに打つことができるメインウェポンとしてゴールドラッシュ、その取り巻きとして組まれがちな毒タイプへの打点としてサイコショック、受けを崩しきるために悪巧みまでは確定。残りは受けループのクレベースに後投げした際にTODを狙える自己再生を採用した。それに伴いヘイラッシャの地割れを拒否するために飛行テラスで使用した。シャドーボールが欲しいのは相手のサーフゴーにテラスタルを切らせない時に対面した時やヘイラッシャくらいだったが、無くて負けに繋がることは一切なかった。
終盤は受けが増えていたため受けに勝つことが必須であり、受けループにはほとんど勝つことができた。サーフゴーやキョジオーンのような選出画面で相手に特別圧をかけられる性質を持つポケモンは、基本選出に組み込むよりも選出する相手を絞り特定の構築に強く出せる型にする方が1ヶ月単位で考えると良いように感じた。

ロトム

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テラスタイプ:鋼
性 格:控えめ
特 性:浮遊
実数値:153(220)-*-127-143(36+)-127-138(252)
持ち物:拘りスカーフ
技構成:ボルトチェンジ / ハイドロポンプ / 鬼火 / トリック
〈調整〉
C…ボルトチェンジでD4テツノツツミを確定
  ハイドロポンプでH4イーユイを14/16
HD…控えめハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを15/16耐え
S…スカーフ時に最速テツノツツミ抜き
終盤数を増やしていたポケモン。初手に出して上からボルトチェンジでサイクルを仕掛けたり鬼火やトリックを用いてサイクル形成や詰ませを図るのが基本的な動きだが、本構築では初手のパオジアンが強力且つサイクルを考える上でも安定していたため後発から投げることも多々あった。後投げするタイミングを選べばHBオボンの実型のように見える点でも悪くはなかった。
ラスタルフリーズドライを受けることができ、削れた状態からでも神速カイリューに役割遂行するために鋼テラスタルで使用した。
どうしても数値が足りなく命中不安も多いため安定感はないが、サイクルする上で必要な要素がこの一体に揃っているのは魅力的である。そのため、軸ではなく補完枠として採用することで選出率を4割以下に抑えることで解決した。求める要素を詰め込んだポケモンの選出率が低いのは大丈夫かと感じるかもしれないが、隙がない一つの構築を作りきる上では仕方がないように思っている。

ハバタクカミ

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テラスタイプ:草
性 格:控えめ
特 性:古代活性
実数値:143(100)-*-84(68)-198(196+)-156(4)-173(140)
持ち物:突撃チョッキ
技構成:ムーンフォース / シャドーボール / サイコショック / エナジーボール
〈調整〉
HB…意地ディンルーの地震を確定耐え
  意地パオジアンの不意打ちを確定耐え
HD…控えめイーユイの火炎放射を99.7%で二耐え
C…テラスタルエナジーボールでH252D4ミトム、H252D4カバルドンを確定
S…準速トドロクツキ抜き、気持ち遅いパオジアン抜けるくらい

テツノツツミをなんとかするために採用されたラストピース。
珍しい草テラスタルと突撃チョッキ持ち。草テラスタルは弱点が多くて大丈夫かと感じるが、テラスタルを切るのは弱点であるゴースト・鋼打点を等倍以下で受ける時と一致地震を耐えたい時であり、ダブルバトルで相手にした時に耐性の優秀さを体感していたため最終日夜からでも躊躇なく使用に至ることができた。他にもキノコの胞子や宿木の種の耐性もつくため、対応幅を無理やり広げることができた。
また、火力upアイテムは選出してからが強い一方、行動補償を持たせられるアイテムは選出画面で強いと考えているため、その点で選出したい時に無理なく出せる突撃チョッキは補完枠の持ち物として優れていると感じる。
ドオーでSブーストポケモンを退かせた後に対面した時に先手を取れるように素早さも欲しかったが、最低限まで抑えて特攻に振った。ここまで振るとサイクル下で少し削れた相手を一発で倒しきれることが増えるため、もう1サイクル回す必要がなくなり相対的に裏の負担を減らすことに繋がった。

選出

・基本選出(サフゴカイリューディンルーハバタクカミ系のスタンダート)
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物理相手には氷柱落とし等で居座り、特殊相手にはドオーに交代する。ドオーにはディンルーを後投げされることが多いため、毒を入れて安定行動によるサイクルを続けてディンルーの消耗を狙うのが基本的な動きである。初手パオジアンの圧により中途半端な読みを取る余裕がないため、ドオーで半減受けが成立しやすい点が強み。残り1体はこの2体をできつい相手を見ることができるポケモンを選択する。テツノツツミ入りにはハバタクカミを、テツノカイナやコノヨザル入りには水ロトムを、イーユイやテツノドクガ入りにはカイリューを、キョジオーン入りにはサーフゴーを選出したい。

・コノヨザル+カイリューテツノツツミ
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起点作成型のコノヨザルにはフェアリーテラスパオジアンやドオーの毒々で戦えるが、挑発ビルド型にはパオーが不利を取るため水ロトムのトリックや鬼火を絡めてパオーで見れるように立ち回る。パオーで成立しているなら基本選出通りに投げたいが、テツノツツミがいる場合にこの手のテツノツツミはブーストエナジー型であることが多いため、ハバタクカミを合わせる必要がある。

カイリューパオジアンテツノツツミ対面構築
先発f:id:shigumaaa:20230502152252j:image後発f:id:shigumaaa:20230502152327j:image@1
ラスタルアタッカーとして初手で出てくるカイリューやディンルーをパオジアンで返り討ちにできるため有利構築。後発にはテツノツツミやキノガッサを意識したハバタクカミは選出したく、@1にはミミッキュやハバタクカミを見れるドオーになりやすい。キノガッサやイーユイ入りには他のポケモンを選出したいためどうしても選出択のようになってしまうが、仕方なし。

・対受けループ

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カイリューとドオーが倒れることはないため、サーフゴーで崩しに狙いつつTOD勝ちを目指す。当然相手はサーフゴーのサイコショックを意識しているため、初手から悪巧みで崩しにいくのではなく雑にゴールドラッシュを見せてから一度カイリューに交代する。そこから悪巧みや自己再生を見せることで「@1はシャドボだろう」「カイリューの型が不明であるため見えない@1枠に悪テラスを切りたくない」と思考させて悪巧みと瞑想の積み合いに持ち込む動きを取り入れていた。

重い相手

・テツノツツミ
軸であるパオジアンとドオー、カイリューが明確に不利を取る。それだけでなく、Sブーストか眼鏡かで対処法を変えているため型依存になってしまう。Sブーストならチョッキハバタクカミを、眼鏡ならドオーに水テラスタルを切りサイクルをしていた。終盤に眼鏡の数が戻ってきたものの全体的にはSブーストの個体が多く、ドオーで削りを入れてカイリューかパオジアンの不意打ち択の先制技でなんとかしていた。

・チオンジェン(キョジオーン)+イーユイ
チオンジェン等の受けはサーフゴーを主軸として戦うが、そのサーフゴーがイーユイに打点がなく、イーユイに後投げするカイリューやドオーは受けに弱くそもそも受かってないのでサイクル不利になりがち。唯一明確にきつい並び。


結果

シーズン5 最終1位 最終レート2203

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最終1位を取ることができて本当に嬉しいです!!前回取った時は夢心地だったので嬉しいとはまた違う感情でしたが、ここ数シーズンは手が届く範囲まではきていたので今回は素直に嬉しいです。

勝てた要因を考えてみると、前期や前々期とは違って夕方から深夜帯に掛けて中々勝てていなかったため目標ラインが気持ち下がっており、極度に緊張していなかったからかなと思います。でも本気で取り組めば取り組むほどそういう場面ではどうしても緊張してしまうし、そこは操作できないんですよね。本気で取り組めば緊張する人間性、でも取り組まないとそもそも狙えるところまでいかない…難しいです。

今作は勝つために得意な展開構築を好んで使っていましたが、好きなサイクル構築で勝ち切ることができてその点でも嬉しいし楽しかったですね。

あとは今月はダブルもやっていたので相当頑張っていたと言っても問題ないのではないでしょうか。2週間後に世界権利を賭けた本戦があるので、ベストを尽くせるように引き続き頑張るぞ!!

 

この構築を使った詳しい対戦が見ることができる最終日の動画を上げているので、よければこちらも覗いてみてください!

youtu.be

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

何かあればTwitter:@zenchino115 まで