未来へのバトンタッチ

今アシストパワーの威力400くらい。

【S18最終7位】革命共鳴黒バドレックス【ポケモンSV】

お久しぶりです、シグマです!

満足いく構築を組むことができたので、久しぶりに記事を書きました!最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 


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少なくとも6月末までは公開しておきます!

構築経緯

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環境考察を一通り行い、禁止伝説自体は黒バドレックス・ミライドンの二強であり、次点でコライドン・ホウオウ・ザシアン・カイオーガ…と評価付けていた。その上で飛び抜けた性能を持つ禁伝はおらず、環境に合わせて使用する禁伝を終盤に決めようと考えていた。

中盤にかけてカイオーガ+ゴリランダーをオフ大会に向けて煮詰めていた際にゴリランダーの使用感の良さを感じていた。レギュGのゴリランダーは「浮いているポケモンが少なく地面耐性を付けづらいが特性により構築単位で付けることが可能」「フィールド書き換えによりミライドン構築に立ち回りやすい」「禁伝は先制技持ちが少ないため、先制技により黒バドを筆頭に縛れる相手が一定数いる」「黒バド+水ウーラオスに強い」辺りを個人的に評価していた。

一方、突撃チョッキが主流ではあるものの、単体でミライドンに勝てるわけではなく、特に終盤増加していたエレキシードミライドンに逆に起点にされてしまうのは致命的である。そのため、突撃チョッキゴリランダー自体の評価が高いわけではなく、別の持ち物の方がやれるのではないかと考えていた。また、ミライドン+エレキシード一般枠のように、ゴリランダー+グラスシード禁伝の未開拓部分にも注目していた。

禁伝の選定が決め兼ねる中で、やはり黒バドレックスが最強格なのは揺るぎようがなかった。私自身、TOPtierのポケモンを避ける最大の理由が「使用率が高いが故に避けられない同速勝負がある程度付きまとうこと」であり、黒バドも同様であった。襷や補助技採用型は勿論、スカーフもイタチごっこの領域を抜け出せずにミライコライも関わってくるのでどうしようもないように感じていた。一方、禁伝としては全てに五分以上取れるため、構築段階で同速付近を汎用性落とすことなく解決できるのであればTOPtierでも使うに値するというのが私の考えである。

そこで高速移動に着目した。素早さを二段階上げることができるので他のスカーフポケモンを寄せ付けずに同速勝負も拒否できるため、充分解決できると考えた。黒バド自体耐久は低くはないものの無起点で高速移動をする状況は限られるため、何らかの起点作成は必須でありここで工夫が求められる。

ここで深夜雨音を聞きながらいつものように考察しているとふと天から降ってくる。ゴリランダーのドラムアタックで素早さ操作を行いながらグラスシード黒バドレックスに繋ぐことができるのではないか、と。以上により軸が決定した。

 

この二体を軸にする上で、襷黒バドや重いパオカイの存在を考えるとステルスロックは重要であると考えた。また、黒バドにテラス権を回したいため、テラス依存せずに襷を持たなくても行動できるポケモンが求められる。方針として、相手の禁伝に対応したステロ要員を採用して「先発ステロ後発ゴリラ黒バド」の形を目指した。
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まず、環境トップの黒バド・ミライドン軸に強く、安定した削りを遂行できるディンルーを採用した。次にコライドン・ホウオウ軸に強く、毒菱回収も狙えるキラフロルを採用した。
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ステロ要員は二体で充分だと考えて、補完枠を考えた。型は何であれ、黒バド構築を組むのであれば相性の良い水ウーラオスは採用しない理由がないと考えていたので、型は後回しにして採用を決めた。ここまでミライドン+ハッサム、オーロンゲ+ミライドン、コライドン+キラフロルが並びとして重く、黒バドレックスを通す上で弊害となる赫月ガチグマ、イーユイ辺りにも強い顔をできそうなポケモンを探したところイダイナキバが該当したため採用して構築が完成した。

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禁伝の選定に至るまでだいぶ省いているためもしかしたら追記するかも。

単体解説

黒バドレックス

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バドレックス(黒馬) @ グラスシード
テラスタイプ: くさ
特性: じんばいったい
性格: ひかえめ
197(172)-81-132(252)-212(60)-121(4)-173(20) *A0
アストラルビット / ギガドレイン / わるだくみ / こうそくいどう
〈調整〉
HB…陽気ザシアンの+1巨獣斬→フィールド回復→同巨獣斬を確定耐え
  意地白バドのブリザードランス2回(=+2ブリラン)を確定耐え
  意地カイリューの鉢巻逆鱗+鉢巻テラス神速をフィールド回復1回込みで確定耐え
  陽気パオジアンの氷柱落としが29.0~34.0%(目安)
HD…控えめミライドンのフィールド流星群を確定耐え
C…+1アストラルビットでD4振り等倍黒バド・コライドンをそれぞれ確定
 +1アストラルビット+ステロでD4振りミライドンを確定
 +3アストラルビットでD4振りチョッキミライドンに201~(H252振りの場合13/16)
 テラスギガドレ+ステロで無振りパオジアンを8/16(目安)
S…準速オオニューラ抜き

超越バドレックス。超越ポイントは「ミラーの解決」「チョッキディンルー・ゴリランダー・ホウオウに勝てる」「先制技に縛られづらい」等。

B振り+グラスシードによるB上昇により有象無象の物理相手の前で行動することができ、相手の構築・裏を見据えて必要に応じて積んで全抜きを狙う。防御方面を堅くできるのは黒バドの処理手段の一つである「テラスを強要させた後高火力先制技で縛る」を抑えることができるのも強み。勿論グラスシードが発動しなくても堅すぎるので、あらゆる状況から耐えてはいけない技を耐えてくれる。相手の対抗策を一つ潰しているのもあの時のゼルネアスと同じ。

テラスに関して、フェアリーも候補に挙がるが、鋼テラスのチョッキディンルーに勝てない点と瞑想ではないと電気テラスミライドンに簡単に負けてしまう点が懸念点だった。ここを重く見て草テラスを選択した。チオンジェンやカイオーガ+水ウーラオスにも強くなるのが強み。草テラスを最大限に活かすために水・草・地面全般の被選出率を高めたかったので、軸の二体以外は構築段階で意識していた。

高速移動は135族以上相手に同速を仕掛ける必要がなく、相手の構築や選出次第で過剰になる補正+252相当を素早さに割く必要がないため、努力値の有効活用に成功している。特攻も最低限これだけあれば充分なので、防御に厚く振ることができた。
悪巧みは瞑想と選択だが、チョッキ持ちとザシアン意識で悪巧みを採用した。瞑想の利点はミライドンに立ち回りやすくなるのと赫月ガチグマに勝てる点が挙げられる。

ここまで長所ばかり挙げているためこの型特有の短所を挙げると、
・悪巧みと高速移動の両方を出来なかった場合にチョッキミライドン相手に素早さ勝負になってしまう点
・フェアリーテラスではないためスカーフイーユイが重く、襷パオジアン相手にも噛み砕くを切らないといけない点
・ノマテラアンコールカイリューに択になり流される点(厚底ブーツだと択にもならない)
辺りが負けパターンだった。

今回のグラスシード型に限らず、高速移動という技は同速を拒否する手段として今後注目されることになると思う。

改善案…なし。


ゴリランダー

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ゴリランダー @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: グラスメイカ
性格: ようき
176(4)-177(252)-110-72-90-150(252)
ドラムアタック / グラススライダー / がむしゃら / ちょうはつ
〈調整〉
H…16n(ステロ後グラスフィールド回復2回でHP満タン)
S…S-1最速黒バドレックスを抜くために最速

草生やす担当。

有象無象に選出することになるため、優先的に気合いの襷を持たせた。突撃チョッキ以外にも開拓の余地はまだあると感じている程レギュG適正は高いと評価している。

ドラムアタック+我武者羅で黒バドレックスに安定して繋ぐことができるのが強み。また、考慮され難い挑発が偉く、シードミライドンやテラパゴス、白バドレックスの展開を阻害しながら黒バドに繋ぐことができるだけでなく、相手に攻撃技を強要させることで我武者羅を活かすことができ、結果的に迅速に処理してもらえるのでフィールドを残したまま黒バドレックスに繋げる点でも噛み合っていた。

テラスに関して、襷がないと黒バドに簡単に倒されてしまい、得に対面操作から黒バドを着地されるだけできついため、黒バドと併せて一貫を切るために打開の手段としてノーマルテラスにした。

改善案…なし。

ディンルー

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ディンルー @ オボンのみ
テラスタイプ: みず
特性: わざわいのうつわ
性格: わんぱく
261(244)-131(4)-176(116)-67-111(84)-73(60)
じしん / カタストロフィ / ステルスロック / ふきとばし
〈調整〉
HB…特化パオジアンの氷柱落としをオボン込みで98.83%で二発耐え
HD…臆病ハバタクカミのムーンフォースをオボンのみ込みで確定耐え
S…無振り赫月ガチグマ抜き

ステロ要員①、仕事人。
レギュGでは役割対象である黒バド・ミライドンに対してタイプが強いことからテラスを切らなくて仕事できるのが実質的な強化点であり評価していた。

素早さに微振りしているが、対黒バドにおいて初手から対面した際に相手のディンルーを倒すと死に出し黒バドの人馬一体の起点にされてしまうためディンルーを倒すことがないので、オボンのみ型の場合は素早さに振る恩恵は低そうに終わってみて感じた。

テラスに関して、パオジアンとカイオーガに応急的に切らざるを得ない場合を考慮して水テラスにした。

改善案…地震→しっぺ返し(メタモンカイリュー意識)、HBライン調整(鉢巻カイリューの逆鱗意識)

キラフロル

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キラフロル @ レッドカード
テラスタイプ: フェアリー
特性: どくげしょう
性格: ずぶとい
190(252)-54-148(196)-151(4)-102(4)-113(52) *A0
パワージェム / マッドショット / ステルスロック / こらえる
最終日2時にマジカルシャイン→パワージェムに変更
〈調整〉
HB…特化パオジアンの氷柱落としを94.54%で二耐え
  無振りホウオウの地震を確定耐え、特化ホウオウの鉢巻地震グラスフィールド下で確定耐え
S…S-1でS168のコライドン抜き

ステロ要員②、何気に二期連続レッカフロルを使用している。

ディンルーと使い分ける上で主にコライドンに選出しにいける枠として採用。前述した通りタイプに関する選出誘導の面でも適任だった。

本構築では毒を撒く恩恵は少ないが、撒けているとゴリランダーの後攻我武者羅→単毒で倒すことが可能になったり、ディンルーやミライドンを削れて黒バドで対処しやすくなったりと撒けているだけで取れる選択肢は広がるのは間違いない。それよりも選出画面で毒回収できるという事実が大事で、レギュGの展開構築においては毒回収要員は必須だと考えている。

技構成に関して、ステルスロックは確定であり、先発の鋼テラス剣舞スケショコライドンに最大限抗うためにマッドショットと堪えるを採用した。最終的にマジカルシャインとキラースピンが外れることになったが最後まで模索した。堪えるは先発ゴリランダー後発キラフロルと選出することが多々あるが、その際のフィールド残りターンを管理できる点でも重宝した。

改善案…技構成、テラス→ゴースト(ゴチルゼル意識)

水ウーラオス

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ウーラオス(連撃) @ たべのこし
テラスタイプ: みず
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
197(172)-187(156)-137(132)-74-81(4)-123(44)
すいりゅうれんだ / ドレインパンチ / つるぎのまい / みがわり
〈調整〉
HB…A4振り白バドレックスのブリザードランスを身代わりが6/16耐え(目安)
  特化白バドレックスの+1十万馬力を食べ残し回復込みで77.73%で確定二耐え
  無振りドオーの地震を身代わりが確定耐え
  意地パオジアンの電気テラバーストを15/16耐え
A…11n
S…遅いグライオン意識

黒バドとの補完の良さや攻めサイクル構築っぽく見せることも評価。

鉢巻とスカーフ共に試したが、殆ど選出しなかったので白バド構築とアローラベトベトン入りのホウオウ構築に役割を持たせた。最終盤宿り木白バドが爆増していたので身代わり&食べ残しで採用し、ブリランの乱数が大きくズレる点や同居されがちなドオー意識でHBラインを195-139ではなく197-137に調整した。それでも不利乱数でしか身代わりが残らないので、より一層役割を尖らせてSをBに回すのもあり。

改善案…調整。

イダイナキバ

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イダイナキバ @ ブーストエナジー
テラスタイプ: フェアリー
特性: こだいかっせい
性格: ようき
207(132)-151-151-65-89(124)-152(252)
じしん / かわらわり / じゃれつく / こうそくスピン
〈調整〉
HB…陽気パオジアンの氷柱落とし+不意打ちを96.49%耐え
HBD…臆病キラフロルのマッドショット+意地コライドンの晴れスケイルショット5回を確定耐え
S…最速
※ブーストエナジーでS上昇

補完枠。ゴリランダーの襷を残すために高速スピン持ちで探したところ、欲しい条件をそのまま満たしていたので疑うことなく採用に至った。ミライドン構築に同居しがちなキラフロルや襷オオニューラにまで強いのも評価点(シードオオニューラの場合は初手イダイナキバと対面することがなく、仮に対面してもゴリランダーで止めることが可能)。

地面打点、高速スピン、じゃれつくは確定。@1は構築に沿ってステルスロックも候補だったが、偶にいるロンゲゴチルメタモン+ミライorコライに水ウーラオスでは役割を持たせることができずに現状勝てる見込みがしなかったので瓦割りを採用した。

改善案…じゃれつく&フェアリーテラス、ポケモンごと変更。

基本選出

・vs黒バドスタン、黒バドサイクル
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備考:ステロを撒いて構想通り展開する。黒バドがディンルーを誘い黒バド+ディンルー@1には軸のゴリラ黒バドが滅法強いため有利寄り。選出誘導・基本選出まで含めて黒バドミラーに強い構築を組めたのが今期の勝因である。

・vsミライドンスタン
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備考:ステロを撒いて構想通り展開する。パオカイがおらずステロがいらない場合はイダイナキバの選出を検討する。テツノツツミが居る場合は高速移動最優先、いない場合は悪巧みから入る。五分~有利。

vsミライドンサイクル
先発or 後発

パオカイがおらずステロが特別必要ではなく、イダイナキバが動きやすそうであればイダイナキバを選出する。ゴリランダーと一般枠と対面して後攻対面操作→ミライドン着地でフィールドを貼られるのが負けパターンなので、そこを意識してディンルーを残したりクッション交代読みで黒バド着地の動きをしたりと臨機応変さが求められる相手。五分。


・vsコライドンスタン、コライドンサイクル
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備考:剣舞スケショの一層拒否を最優先する。ステロが必要なさそうならイダイナキバを選出に絡めることを検討する(基本はフロル)。取り巻き次第だが微不利~微有利。

・vsホウオウサイクル
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備考:初手キラフロル交代でホウオウがA振りか確認して型を絞り、吹き飛ばしをケアする必要があるかどうかを判断する。明らかにブーツ型っぽいならうまいことフィールドターンを残しながらキラフロル→ゴリランダーの順に倒してもらう。ゴリランダーでグライオンを止められる点でも有利。

・vsザシアンスタン
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備考:先発鉢巻カイリューとスカーフイーユイに対応できるステロディンルー置き。後述しているがイーユイが重いため、先に黒バドでザシアン対面で展開する。同居しがちなイーユイと赫月ガチグマが嫌なので微不利~五分だが、何だかんだ勝てる印象。

・vs白バド対面、宿り木白バドっぽいサイクル
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備考:対面・宿り木共にこの選出。水ウーラオスを初手置きする関係上ステロを撒かれ難いためゴリランダーで止めることができる点でも有利。

・vsカイオーガ
先発f:id:shigumaaa:20240602191854j:image 後発f:id:shigumaaa:20240602192123j:imagef:id:shigumaaa:20240602191857j:image(魂込めるならキラフロル↔︎ゴリランダー逆)
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備考:先発のステロ要員が共にカイオーガがきついため、先発ゴリランダーから入りカイオーガ以外ならキラフロルに即引きする動きが求められる。この動きは偉くはあるものの状況として有利なわけではないため、相手の構築にウーラオスがおらずカイオーガが初手置き感あれば魂込めてキラフロルから入ることも必要。ステロが必要なさそうなら後発に対面駒としてウーラオスかイダイナキバを投げたい。初動が安定しないが軸がカイオーガ自体に強いので微有利。

・vsテラパゴス展開
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備考:黒バドがテラパゴスに不利な型なので、ゴリランダーはテラパゴスを削るために扱う。そのためステロを撒く恩恵が他の対テラパゴスと比べて低く、高速スピンで展開阻害できるイダイナキバを先発置き。挑発我武者羅で繋ぐ→死に出し黒バドで悪巧みステラクラ→テラスギガドレで倒すのが理想。微不利。

・vs受けループ
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備考:ムゲンダイナ+アロベトは正直切ってる。ホウオウ入りは初手水ウーラオスで身代わりを残してヘイラッシャ対面削りながら時間を使い、残り2ターン頃に雪雪崩に合わせて黒バドに引き、特殊受け交代を防ぎ素眠りしかない状況を作り出してテラスギガドレで倒すことを狙う。不利。


その他基本のステロ+ゴリラ黒バドを忠実に、必要に応じてイダイナキバと水ウーラオスを組み込む。

 

重いポケモン

メタモン
本構築の最大の欠陥。HP満タンの黒バドがC212の+1アスビを62.5%で耐えるためそれに賭けるか、ゴリランダーを残して黒バドに素引きして展開した後ゴリランダーにテラス権を温存すると勝てる。ディンルーの技をしっぺ返しにして上手いこと生存させるのもありだが防御が堅すぎるためテラス権が残っていたり襷だとどのみちきつい。今回はお祈りも含めて逃げ切ったが、改善するならここを要対策する必要がある。

・スカーフイーユイ
コライドン・ザシアン構築のイーユイはスカーフしかおらず、テラスで等倍以下にすることができないため、ゴリランダーで止めるか先にC+3 S+1の黒バドを作り出す必要がある。幸いにもザシアンの前では2回行動できる程堅いので気合いでいけるが、ザシアンともノマテラ択になってしまう。

厚底ブーツ持ちノーマルテラスアンコールカイリュー

ステロでマルスケが潰れず、2ウェポンとも一貫しないため見てから対処される。ゴリランダーの前で先に出てくるのであれば、挑発でHP管理やアンコールを阻害しながら神速で黒バドに交代することができるため立ち回ることはできるが、黒バドのために残されると詰む。

・ミライドン+アーマーガア

ハッサムだとイダイナキバで強く戦えるが、アーマーガアの場合イダイナキバが仕事できないためかなり厳しい。ミライドンゴリランダー対面で黒バドに即引きして先に展開することを狙うしかない。

 

結果

S18最終7位 最高レート2222最終レート2204

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終戦負けてしまいましたが、仮に勝っていても1位ではなかったしここ数ヶ月の結果を踏まえるとこれで悔しがるのも違うのかなと思います。
ただ僕がランクマをやる上で、1位を狙うのは変わらず保存の選択肢はないので、引き続き楽しみながら自分なりのポケモンで狙える時に狙えたらなと思います!最終日に僕がどの禁伝を握っているのか予想してみるのも面白いかもしれません笑

Youtubeでも本構築を使用した最終日の対戦やランクマの対戦を中心に挙げていくので、チャンネル登録等よろしくお願いします!!

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ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

X:@zenchino115